2月を迎え寒さはまだまだ続きそうだが、早咲きの梅が顔を見せ始める季節でもある。
春を少しでも身近に感じたい人には梅林観光はうってつけ。国内の代表的な梅林を
リストアップしてみた。
■水戸偕楽園(茨城県)
言わずと知れた日本三名園のひとつで梅林で名高い。100種3,000本の
梅があると言われており、十五代将軍徳川慶喜の父である水戸藩主徳川
斉昭の指示により作庭された。梅まつり期間中の夜間にはキャンドルライトを
使った梅のライトアップも演出されている
■大阪城公園(大阪府)
城内には1270本の梅が植えられており、寒梅、八重野梅、小梅、豊後梅
など種類も多いことから、早咲きから遅咲きまで1月下旬から3月中旬まで
楽しむことができる。梅が終われば桃の花、そしてその後に桜、と春の大阪城
公園は目をはなすことが出来ない
■北野天満宮(京都)
東風吹かば、でおなじみ菅原道真公をおまつりする天神さん。京都で梅、と言えば
真っ先に名前があがるのがここ北野天満宮だ。毎年2月下旬に開催される梅花祭
では華やかな芸妓さんたちによる野点が行われる。
■結城神社(三重県津市)
少しローカルだがこちらは珍しいしだれ梅の名所。約300本が見ごろとなるのは
例年2月下旬だ。
■太宰府天満宮(福岡県)
北野天満宮と並ぶ天神さん総本家!? 九州の梅と言えばここをおいて
他にはないというスポットだ。約6,000本という偕楽園に匹敵する圧倒的な
ボリュウムで観覧者の目を楽しませてくれる。特に本殿前の飛び梅が名高い。