ふだん入ることが出来なかったり、あるいは見ることの出来ない文化財を観覧できる「京都非公開文化財特別公開」が今年も10月30日から開催される。公開される施設は全部で21か所。

・世の中は憂きふししげし篠原や旅にしあれば妹夢に見ゆ
千載和歌集の撰者であった歌聖藤原俊成を家祖とする「冷泉家住宅と牡丹図蒔絵文箱」

・法然院では本堂・阿弥陀如来座像前に25の生花を並べる幻想的な散華

・上賀茂・下賀茂の両神社では式年遷宮を記念してのLEDによるライトアップ

・石庭で有名な竜安寺では茶室・蔵六庵の公開

など京都好きには見逃せない企画が目白押し。期間は10月30日から11月8日までだが一部例外もあるので確認されたい。拝観料は1か所800円。なおこの時期「文化財まもる+きっぷ」という京都市営バス・地下鉄が乗り放題と拝観料割引券がセットになった企画きっぷが発売されるので利用してみてはいかが?