成田国際空港会社(NAA)は3月24日、2018年度末までの中期経営
計画を発表した。その中ではLCCの新規路線誘致についても触れている。
それによるとLCCは最近台北、香港、ソウルなど近距離国際線の開設に
注力しており、日本国内線の路線数は増加していない。他空港からは
LCC路線があるものの、成田とは結ばれていない都市として長崎、宮崎、
石垣の3都市をあげている。またLCCそのものが参入していないが有望
な空港として北九州、函館、徳島、高知、岡山をあげている。もちろん
就航を決定するのはLCC各社だが、NAAとしても自治体に働き
かけるなどして、新規就航実現の後押しをしたい構えだ。